じゃんけんゲームは、あなたとコンピュータが相手として、手を出して勝ち負けを競う楽しいゲームです。じゃんけんには、グー(石)、チョキ(はさみ)、パー(紙)という3つの手があります。それぞれの手には勝ち負けの関係が決まっていて、グーはチョキに勝ち、チョキはパーに勝ち、パーはグーに勝ちます。
ゲームが始まると、あなたはグー、チョキ、パーのどれかを選んで出します。同時にコンピュータもランダムに手を選んで出し、両者の手を比べて勝敗が決まります。あなたがコンピュータよりも強い手を出したら勝ち、逆に弱い手を出したら負け、同じ手を出したら引き分けです。
じゃんけんゲームは、運や直感を試す面白いゲームであり、友達や家族と一緒に楽しむことができます。また、コンピュータとじゃんけんをすることで、プログラミングの基本を学ぶこともできます。このゲームを通して、遊びながらプログラミングのスキルを向上させましょう!
では、早速パイソンでのじゃんけんゲームの作り方を順を追って説明します。以下の手順で進めていきます。
- プレイヤーにじゃんけんの手を入力してもらう。
- コンピュータがランダムに手を選ぶ。
- 勝敗を判定し、結果を表示する。
手順1:プレイヤーにじゃんけんの手を入力してもらう
まず、プレイヤーにじゃんけんの手を入力してもらいましょう。input()
関数を使って、プレイヤーからの入力を受け取ります。
player_hand = input("じゃんけんの手を選んでください(グー、チョキ、パー): ")
手順2:コンピュータがランダムに手を選ぶ
次に、コンピュータがランダムに手を選ぶようにします。random
モジュールを使って、ランダムな整数を生成し、それをもとに手を選びます。
import random
hands = ["グー", "チョキ", "パー"]
computer_hand = random.choice(hands)
手順3:勝敗を判定し、結果を表示する
最後に、プレイヤーとコンピュータの手を比較して勝敗を判定し、結果を表示します。勝敗の判定は、条件分岐を使って行います。
# 勝敗を判定し、結果を表示する
if player_hand == computer_hand:
result = "引き分け"
elif (player_hand == "グー" and computer_hand == "チョキ") or \
(player_hand == "チョキ" and computer_hand == "パー") or \
(player_hand == "パー" and computer_hand == "グー"):
result = "勝ち"
else:
result = "負け"
print(f"あなたの手: {player_hand}, コンピュータの手: {computer_hand}, 結果: {result}")
以上で、じゃんけんゲームの基本的な部分が完成です。全体のコードは以下のようになります。
import random
# プレイヤーにじゃんけんの手を入力してもらう
player_hand = input("じゃんけんの手を選んでください(グー、チョキ、パー): ")
# コンピュータがランダムに手を選ぶ
hands = ["グー", "チョキ", "パー"]
computer_hand = random.choice(hands)
# 勝敗を判定し、結果を表示する
if player_hand == computer_hand:
result = "引き分け"
elif (player_hand == "グー" and computer_hand == "チョキ") or \
(player_hand == "チョキ" and computer_hand == "パー") or \
(player_hand == "パー" and computer_hand == "グー"):
result = "勝ち"
else:
result = "負け"
print(f"あなたの手: {player_hand}, コンピュータの手: {computer_hand}, 結果: {result}")
これで、基本的なじゃんけんゲームが完成しました。プレイヤーが手を入力し、コンピュータがランダムに手を選び、勝敗を判定して結果を表示する流れができています。
さらに改良して、繰り返し遊べるようにしたり、プレイヤーの入力が正しいかどうかをチェックする機能を追加することもできます。また、勝ち負けの回数をカウントして表示する機能など、自分なりのアイデアを取り入れてゲームを楽しんでください。